✍️調理ギアについて

メスティンとコッヘルを比較

こちらで熱源ギアの話をしたが、今度は山で使う調理用のギアをまとめていきたい。

地上でできないことは山でできない、とはよく聞く話だ。整った環境でまず練習してから、自然の中で挑戦するように、というわけだ。
そりゃそうだよな、と思う素直な私は山に食材を持って行って料理!なんてレベルの高いことをしようなんて考えない。

センパイ
センパイ

家で料理して練習する、という手もあると思うのですが…聞こえていませんね。

それでもレトルト食品を温めたり、炊飯のために調理器具が必要に感じ、さまざまな観点から比較したので、その知識をきいてもらいたい。

材質による違い

どんな材質でできているかによって大まかな特徴があるので、メリットデメリットを比較する。

アルミチタンステンレス
メリット軽い
熱伝導率が良い
アルミ以上に軽い
耐久性が高い
保温性と耐久性に優れる
デメリット安価高価重い

調理後すぐに食べる山では“携帯しやすさ“を重視したいので、アルミかチタンで選ぶとよい。

種類による違い

山用の調理器具の種類でメジャーなものは、丸型コッヘルとメスティン。用途は基本同じだが、どんな違いがあるのか比べていく。

丸型コッヘル

  • 取手を鍋の周りに回し、重ねて収納できる
  • 浅型≒フライパン、深型≒鍋のセット製品が多い
  • OD缶を中に収納できるのでコンパクトに持ち運べる
センパイ
センパイ

家でもよく料理をする、汁物を作りたい、複数料理を作りたい人に向いていますね。

メスティン

  • 煮る・焼く・蒸すができるオールマイティー
  • お米を炊くのに向いている
  • 材質はアルミを使っているものが多い→焦げ付きやすく、メンテナンスが必要
  • 取手のつき方が「注ぐ」行為に向いていないタイプが多いので注意(収納のために取手が簡単に折れる、辺の長い方に取手がついているとうまく注げません)
センパイ
センパイ

普段そんなに料理をしない、簡単にできる料理をしたい人向けですね。

私の場合

私は炊飯以外に山調理はしないだろうと思い、メスティンをチョイスした。ダイソーで500円で売っていた小型のものを1年くらい使っているが、満足している。

マイメスティンのデビュー戦
チャイを作ったら、取手が動いてうまく注げず。。

まとめ

2つの観点で熱源ギアをまとめたが、“自分に向いているもの“ “どんな山行か“ で持っていくものを決めるのが基本だ。

簡単調理からしっかり調理まで、自分に合った山ご飯ライフを楽しんでほしい。

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