✍️ザックの選び方[購入奮闘記編]

ザック(バックパック)の選び方の続編として、登山歴2年目にしてザックを買い替えた私がどのような経緯で選択したか、をレポートするので参考になれば幸いだ。

買い替えを検討した理由

登山を本格的に始めるにあたって、軽さとデザイン性が気に入った30Lのザックを購入し1年半ほど使用していた。

自分では気づかなかったのだが、背中でザックが揺れていると、周りから指摘された(肩部分を調整してもフィットしなかった)。そこで、フィット感のあるザックを借りて登ると登山後の疲労感が全然違、自分にぴったり合うザックが欲しいと思うようになり、買い替えに踏み切った。

ターゲットを絞る

実際に購入するにあたって、どんなものに狙いを定めるか、自分の意向を掘り下げた。

登山スタイル

  • 20Lのハイキング用ザックは持っている
  • 小屋泊登山まで→山小屋でご飯を食べる前提(食料や調理器具は持って行かない)
  • いずれテント泊もやるかも?少なめのテント泊装備まで入るといいかな

ザックに対する要望

  • 肩が凝りやすいので、軽さを重視したい
  • ストックホルダーは欲しい
  • デザインは、海っぽさを演出したい

ここは譲れる

  • ザックのほかにサコッシュを使っているので、ザックからの取り出しやすさは求めない(ウエストポケットが欲しい!みたいな要望は低め)。
  • 腰ベルトはなくてもよい。ザックをおろすときに都度取り外すのがズボラにはめんどくさいと思っていた
センパイ
センパイ

全て完璧なものを求めるのは難しいので、譲れるポイントも洗い出したのは良かったですね。

ターゲット

これらの意向を考慮して導き出したターゲットがこちらだ。

  • 重量は500g前後のULザック
  • 容量は30〜35L前後
  • カラーはホワイトかブルー

運命の子!

日本生まれのガレージブランド「アトリエブルーボトル」のPACー03R(ネイビー)に決めた。

特徴はこんな感じで、まさに私のターゲット通りだった◎

  • 容量:32〜36L
  • 重量:500g

そのほかにも決め手になったポイントがこちら。

  • ストックホルダーがあること
  • 背パッド収納スペースがあり、さらに専用マットが付いている
  • 前面にポケットが2つ、メッシュ生地で中身が見えるもの&XーPAC生地で見えないものの2種あるのも嬉しい

ULザックはフレームがないため、形をキープするために背中部分に自分でマットなどを入れる必要があります。PAC−03Rはそのマットが最初からついているのですが、これは結構すごいことです!

(自分で用意するとサイズ感が合わなくて入れづらい、なんてことも…)

PAC-03R |atelierBluebottle
アウトドアブランド、atelierBluebottle(アトリエブルーボトル)のPAC-03R です。EC(ネット通販)または取り扱い店舗にてお買い求めください。

ただ、ガレージブランドのため、販売期間は短く数量限定…抽選販売でなかなか入手しにくいもの。
そのため、他の候補も考えていた。

候補1:マウンテンハードウェアのスクランブラー35(ホワイト)

老舗メーカーが参入したULザックということもあり、背面パッドがしっかりしていて安定感があり背負いやすい。雨蓋もあり機能性に満足の上、軽量化されていて、いいとこどりなのがよかった。

登山用品店でも取り扱っており、購入ハードルは低い。

(マイナスポイント)ターゲットよりは重い

候補2:パランテのV2(ブラック)

試しに背負って、体にフィットしたザックの大切さを教えてくれたのがパランテのultralight。ultralightは容量が26Lと物足りなかったので、一回り大きいこちらを狙っていた。パランテの背負いやすさは実証済みだったのが大きい。生地感も好き。

海外製のガレージブランドのため、購入ハードルは高い。

(マイナスポイント)カラー展開は黒かベージュのみ

PA'LANTE v2 / パランテ v2
PA'LANTEv2 ULザックの本質を進化させる革新的な中型バックパック Pa’lante = パランテとは、前進し続けることを意味します。立ち止まらず、極力余分なエネルギーを使わず、自然の中で自分自身に挑戦するというコンセプトを掲げているブランドです。その中でも『V2』は31L〜37Lのロングディスタンスのハイキン...

まとめ

私が新しくザックを購入するに至った経緯をまとめてみた。もちろんまるっと当てはまることはないと思うので、どんなふうに絞っていけばよいか、という枠組みが参考になれば幸いだ。

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