✍️登山中の気温と水分のこと

登山で気をつけること

登山は、ハードなスポーツだ。
成人男性が3時間歩いた場合、約2,000Kcalも消費すると言われている。なので、山頂で景色を楽しみ、元気に下山するために体調管理は万全にしたい。

山に登っている間に気温が変化するので、これを攻略すること。さらに体調の要「水分」の取り方が重要になってきます。

ちなみに私は1度登頂できなかった経験がある。その時は、睡眠不足が原因だった。
基本的にぐうたらでよく昼寝をするタイプのくせに、環境が変わると眠れないセンシティブスリーパーという性質を持つめんどくさい人間で、本当に参っている。

そんな人でも眠れるようになる知識を知っている人は、ぜひご教示いただきたい。

センパイ
センパイ

それはめんどくさすぎますね。。良い情報が入ることを祈っています。。

登山中の気温について

山で体感する温度を決める要素は、<標高・風・日差し>の3つである。

  • 標高:1,000m上がることに、気温は6℃下がる
  • 風:風速1mで、体感温度は1℃下がる
  • 日差し:日差しがあると、体感温度は5℃上がる

そのため、山行の間でも温度に幅が出る(麓と山頂での温度差)。さらに同じ気温でも風や日差しのあるなしで異なるので、訪れる山の天気を確認する際には、雲の量や風速などもチェックしておくことが必要になる。

気温の攻略ポイント

山行中に変化する温度に対応するには、服装を攻略することが不可欠である。ベースレイヤー、ミドルレイヤーの重ね着は大前提だ。

山では、開けた場所など急に風が強く吹く場所があったり、山頂では風を遮るものがないので、防風のアウターは持参すること。

さらに、体を冷やす原因となるのが汗。汗をかいた後に気温の低い山頂で過ごしていると、急速に体温が下がってしまうので注意が必要だ。ベースレイヤーは速乾性を重視して選ぶことと、着替えを持っていくようにしよう。

一度体を冷やしてしまうと温まるのが難しいので、とにかく冷やさないように<冷える前に>アウターを着るなどの防寒をすることが最大のポイントである。

🐣ベースレイヤーについてはこちらもどうぞ

登山中に必要な水分について

山行中に摂取する水分量は、多くても少なくても体調を崩してしまう。おおよそ必要な水分量は、以下を使って計算ができる。

  • 給水量=脱水量;汗で排出される量(ml)×0.7〜0.8
  • 脱水量=体重+荷物(Kg)×行動時間(H)×5(ml)

もちろん気温などによっても左右されるが、上記を目安に持っていくと良い。

水分摂取の攻略ポイント

摂取方法にもポイントがある。30分に1回、100〜200mlずつをこまめにとることだ。最初は給水しつつ小休憩を入れるのが良いだろう。歩行中も水分をとれるように、ザックに入れる際は1番取りやすい位置に入れておこう。

さらに、気温が高い日など大量に汗をかいた場合は、スポーツ飲料など塩分も一緒に摂ることを忘れてはいけない。また、カフェインを含むお茶などの飲料は利尿作用があるので、水分補給には向かないので注意したい。

熱中症は最も怖いので、水分は多いかなと思うくらいの量を、持っていくことをおすすめする。

ちなみに私は、荷物を減らしたい一心で、水を置いて行こうとするという恐ろしいことを考えついた経験がある。その際、「水は命だ」とありがたいお言葉を頂戴(朝から叱られた)し、大いに反省したので気をつけていただきたい。

水は命です。大切なことなので2回言ってみます。

まとめ

登山中に体調不良になってしまうと、戻ることも大変だ。ハードなスポーツであるということを忘れず、事前の準備をしっかり整えて元気に山に登ってほしい。

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